社会人ほど旅に出よう。大人ではじめる旅のよさ。

こんばんは。旅人ライターのKAIです。

わたしは2015年に新卒で入った会社を2年半で退職して、世界放浪の旅に出ました。との時の年齢は26歳。20代半ばでした。それから29歳の直前まで海外を放浪していたのですが、旅は社会人を経験してから出た方がなんかよかったなって振り返ると思うことがあったので、その理由をまとめて見たいと思います。

 

 

社会人を経て旅をしてよかったと思うこと1:みえる景色が違う

わたしは学生の頃からいろいろ旅をしてきたのですが、会社で働くという経験をしてからの方が、旅先でみる景色から自分が得られることの幅や深さが広がった気がします。

 

それは単に自分の人間としての経験値が上がったからだと思うのですが、学生って出会う人も付き合う人もどうしても「同じような感じ」で集まりやすいけど、社会人になって特に営業的な仕事をしていたので、それまで出会わなかった人とも出会いますよね。

 

働くってこれまでの学校での勉強とは全く違う経験が得られるし、自分の中に経験値が溜まっていくことで景色の見方、見え方が全く違うものになってくる。より深く考えられるようになったなと思います。

 

 

 

社会人を経て旅をしてよかったと思うこと2:出会った人とより深い話ができる

これも経験値の問題なのですが、学生の頃よりも社会人になってから旅をした方が、である人とより深い話ができるようになったなって思います。

 

学生の頃はいい意味で若くて向こうみずだったから、ちょっと生意気な発言とかもしちゃってたし、人の話を聞くってよりかは自分の話をしたがってた。さらに出会った人たちの言葉が経験不足故に理解できないこともたくさんあったなって感じます。

 

もちろん人によって、その時その時出会う人のタイミングってとても意味があると思っていて、良い悪いとかの話ではないのですが、やはり自分の経験値を高めた方が他人の話もより聴けるし響く。学生の頃よりも人との出会いをもっと楽しめるようになったなって感じます。

 

 

社会人を経て旅をしてよかったと思うこと3:旅を人生にどう活かすか考えられる

学生の頃と違って、社会人として旅に出ることは多少なりともリスクを追うことになりますよね。キャリアや結婚時期など、様々なことのバランスを取りながら旅をしなくちゃいけない。でもだからこそ、一つ一つの旅の経験をしっかり自分の人生に生かさなければって思える。

 

若い頃の旅って遊び感覚だけれど、大人の旅って人生の選択肢としての旅であると感じます。もちろん若い旅人で、そのくらいの心意気で旅をしている方はたくさんいると思うので、これはあくまで自分の過去を振り返った時の話ですが。

 

リスクを追って旅をするからこそ旅と人生により真剣になれる。社会人で旅をすると一番いいことがこれなんじゃないかなって思います。

 

 

 

 

「やりたいことを自己責任でやる」ことでみえる景色はプライスレス

社会人で旅に出ることは結構なかけです。

ただ学生の頃には味わえなかった本気の旅ができるとわたしは感じます。

 

「好き」とか「やりたい」には責任が伴います。特に社会人になってからは。

やりたいことを全力でやるために、自分の人生を責任持って生きる覚悟を持つ。

それまでわりかし「なんとなく」で生きてきたわたしですが、社会人として働いて、仕事を辞めて旅に出てから、そんなことを本気で考えるようになりました。

 

その覚悟を持っているのといないのとでは旅で見る景色も、普段の生活の景色も全然違ってみえるから不思議だなって思います。

 

まだまだわたしも半人前ですが、常にその感覚を持って生きていきたいなと思います。そしてやっぱり旅をしていたい。

社会人で旅に出ようか迷っている人がいたら、真剣に自分の人生を考えて、そして旅に出てほしいと思います。考えて考えて、そして旅に出る。最高の景色が待ってますよ!

 

 

 

旅が好きな人に自転車旅を超おすすめする理由

 

地方移住して自転車旅をはじめました旅人ライターのKAIです。

 

2年半海外放浪をして帰国した後に、2018年11月から徳島県の小さな港町で暮らしています。

今年の4月、31歳の誕生日に自分へのプレゼントとしてクロスバイク を買ってから、自転車旅にめちゃくちゃハマってしまったので、旅が好きな人にぜひ自転車旅をおすすめしたい!と思いこれ買いてます。

 

 

2ヶ月で走った距離はおおよそ500kmくらい

クロスバイク を買ってから、移動はほぼ自転車になったわたし。徳島のど田舎に住んでいるので、何をするにも車での移動は必須だったんですが、買い物も出勤も全て自転車になりました。

週末は海沿いのドライブロードを自転車で走ったり、四国の右下と呼ばれる地域を走り回ったりしています。まだまだギアが少ないので、長期間の旅はできていないですが、二泊三日くらいで200kmくらい走ったり、いろいろしてます。

 

クロスバイク を買ってからの2ヶ月で走った距離は多分500kmくらい。チャリダーとしてはそんなに多くはないとおもうけど、基本的に今は週末チャリダーなので、まあ妥当かなって感じだと思います。

 

 

旅が好きな人に自転車旅をおすすめしたい理由

そんな感じで自転車旅は超初心者のわたしですが、旅はそこそこ上級とってもいいくらい学生のうちからいろいろ行ってきたと思っています。そんな根っからの旅好きなわたしが考える自転車旅の魅力をまとめていきます!

 

ーより刺激的

旅が好きな人にとって、旅に求めるものの代表格が好奇心を満たしてくれるもの=新しい刺激だと思いますが、自転車旅をしているともうそれが普通に旅しているとき以上に刺激的。

 

肉体的にも精神的にも自分を追い込むし、自転車は自分でペダルを漕いだ分だけしかすすめないから、移動がただの作業になってしまう普通の旅と違って、移動中含めて全てが旅をしているっていう感覚をしっかり感じることができる。

 

観光地や目的地にいくだけが旅じゃなくて、道中全てが旅。旅って本来そういうものがと思うけど、自転車旅をそれをよくよく気がつかせてくれる。バス移動と比べると格段に見える景色の解像度が高くなる。見つけるものもいっぱいあることが自転車旅の魅力だと思います。

 

ー土地を五感全てで感じられる

剥き出しの自分で風を切ってペダルを漕いでいると、よりその場所を五感で感じることができる。そんなふうに思います。

 

町の喧騒や自然の音、牛舎の匂いや排気ガスの匂い、なだらかにみえる道の微妙な傾斜や凹凸、そんな場所の微細な情報が常に自分の語幹を通じて感じられることが本当にすごい。楽しい。めっちゃ楽しい。

わたしはあんまり観光地をスタンプラリーのよう通過する旅があんまり得意じゃなくて、敷いていくなら旅の目的はその土地を知ること。もちろん旅人の自分が全てを知ることはできないけど、やっぱりその彩度は上げていきたい。

自転車旅をしていると、その土地の言葉では表せないいろいろな「感じ」が拾えるからめちゃくちゃ面白い。そんな風に思います。

 

ー本質的に「移動」を自分で行える

旅ってなんだろう?って考えたことありますか?

わたしは結構常に考えていて、いまだに明確な答えを出せてはいないのですが、おそらく「移動すること」っていうのが超キーワードなんだろうなって思っています。

 

わたしは目的地につくことよりも移動している過程がめちゃくちゃエキサイティングだなって思いながら旅をしてきたので、その旅の「移動」をより自分で行える自転車旅って、本質的な旅にめちゃくちゃ近いのではないかなって感じています。

 

頭の中にあるGoogle マップを照らし合わせながら、道を走り景色をみていると誰のもので物でもない自分の旅log=経験が蓄積されていく、あの感覚がたまらないのです。そういう意味でも本質的な旅を追い求めたい旅人にとって、自転車旅は一つのアプローチになるんだろうなって思います。

 

 

こんな旅人に自転車旅をすすめたい

まだまだ自転車旅初心者のわたしがおこがましいかもしれないですが、自転車旅がきっと性に合ってるんじゃいかなって思う人の特徴は以下

 

・滞在型バックパッカー

バックパッカーの中にもいろいろ種類がいると思いますが、せかせか系バックパッカー(絶景巡りとかが趣味)と沈没系バックパッカー(一つの町に数ヶ月や数年単位で滞在してる人)の中間くらいの人に自転車旅をおすすめしたい。

せかせかと目的地を廻りだけが旅ではないとは思いつつ、沈没して現地民的に暮らしをするバックパッカーよりかは見たい世界がたくさんある。そんな人にぜひ自転車旅をおすすめしたい。(というか一緒にやろう)

 

・普通の旅にあきた人

わたしは自分をこっちだと思うのですが、ただのバカとも言えるかもしれません。笑

旅が大好きだけど大方、旅も慣れた。そんな人は移動手段から自分で調達する旅も面白いと思います。

 

 

旅が好きな人はぜひ自転車に乗って旅してもらいたい。めっちゃ楽しいから。

何はともあれ、旅を好きな人は絶対(とまでは言い切れないけど流石に)自転車旅は基本的に好きだと思うんです。何より超刺激的だから。

知らない土地を地図頼りに自分の脚力を頼りに進んでいく。こんなエキサイティングな遊び、なかなか他にはないと思うんですよね。

まだあだわたしも知らないことだらけで自転車についていろいろ知識と経験を積んでいかないといけない段階なので、頑張っていきたいと思います。

 

では!

旅と定住のメリット・デメリット比較

旅と定住のメリット・デメリット比較

 

旅に出ようか、定住していた方がいいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。旅をしている人も、そろそろ帰って定住したほうがいいなか・・・って悩んだり。わたしもそうだった。。。そんな人に向けて、旅をした後に地方移住したわたしが考える旅

と定住のメリットとデメリットをまとめてみました。

 

 

2年半海外放浪→地方移住

2015年10月、26歳の時に日本を出てから2年半ばかし旅に出てました。40か国160都市くらいをゆっくりゆっくり放浪して、途中ワーホリビザでオーストラリアのバナナ農園で働いたり、スペイン巡礼歩いたり、インドの禅寺で問答したり、the 旅人的なことをやってました。

2018年に帰国してから、いまは徳島県南部の小さな町(人口6500人程度)に家を借りて住んでいます。

 

旅が大好きなわたしですが、地方に移住して自分で家を借りて住むようになって定住するのもいいなーって思うようになり。どちらがいい悪いじゃなくて、どちらもいいところと悪いところがあるなって感じるので、自分体験ベースでまとめていきたいと思います。

 

 

旅しつづける(根無草でいる)メリット

ー日々新しい刺激を受けれる

そもそも旅人って好奇心がめちゃくちゃ強い人の集まりだと思うんですけど、旅をして移動生活を続けていると日々、新しいものやこと、人に出会う中でめちゃくちゃ好奇心が満たされますよね。それだけでめちゃくちゃ幸福度が高いというか。

 

行ったことのない土地に行ったり、日本を出て海外を旅していたら、自分の当たり前が当たり前ではないことに毎日毎日気がつかされる。その刺激って計り知れないくらいかけがえのないものだし、その楽しさを知ってしまった人にとってはなくてはならないもだと思います。

 

旅にアクシデントはつきものだし、住み慣れた場所から出て初めて遭遇することもたくさんある。そういう予測不可能なことや予定調和の外側にあるものとの出会いがすごく楽しい。これは旅の醍醐味だとわたしは思います。

 

ーいろんな価値観に触れれる

人との出会いは旅の醍醐味とよく言いますが、経験したものとしては、本当にこれその通りだと思っています。定住していると、自学校や会社や趣味のコミュニティなど、同じような趣味嗜好で、同じような学力で、同じような感覚で生きている人の輪の中に望もうが望まないが自然と入り込んでしまう。

 

その点、旅は本当バラエティ豊かな人に出会える。心の底からヒッピーな人や、海外で企業して年商数億円の起業家、大学生や社会人留学生に、仕事をやめて放浪しているわたしみたいな人や会社の休暇を上手く使って旅をしている人、本当にスペックも考え方も感じ方も全然違う人としっかり知り合いになれる。

 

このしっかりというのがミソで、普段住む場所で出会っていたら絶対仲良くなれないような人と旅の席だとビール片手に結構深い話ができる。それは旅をしている間は、私たちは何もでもなくて、何かに属している誰かではなくて、ただ1人の人間としてそこに存在できるから。

 

よるべのない旅人だからこそ、できることだと思います。

 

 

ー精神的にも物理的にも常に身軽でいられる

持ち歩ける物だけで生活して、人間関係のしがらみもない。そんな生活を続けていたら自然とフットワークが軽くなりますよね。持ってるものが少ないと、自然と心も軽くなるというか、迷いにくくなる。そんなふうに思います。

 

ものを持つ、所有するって結構なリスクだよなって思う。わたしは別にミニマリストなわけじゃないけど、自分の必要十分をわかって選んでる人ってそれだけで「軽い」。旅をしてると必然的に取捨選択をしないといけなくて、快適さが最適化される。

 

そうすると心も軽くなるから、挑戦しやすくなるし、不必要な人間関係や固定概念に縛られないからいろいろ挑戦しやすい。こういく物理的・精神的なフットワークの軽さってとっても人間的な武器になるよなって思います。

 

 

旅をし続ける(根無し草)デメリット

次に旅をしつづけるデメリットについて考えていきたいと思います。

 

ー移動につかれる

言わずもがなかもしれませんが、ずっと移動生活だと肉体的にも精神的にも結構つかれるんです。わたしの性格的なこともあるかもしれませんが、せかせか動き回るのは性に合わないので、旅中でも平気で1ヶ月とか同じ町の同じ宿にとどまるなんてことも多々ありました。

基本的に安宿を渡り歩いていたから相部屋が多くて、自分のパーソナルスペースというものがほぼない状態。当時はそこにあんまりストレスを感じたことはなかったけど、やっぱりたまに個室に止まるとほっとしたりしたな。

そのバランスが難しいところです。

 

ー将来的な不安 / 不安定を受け入れる勇気が必要

旅人って将来どうするの?このままずっと旅続けるの?ってやっぱり考えちゃう。

特にわたしが旅していた時は特にスキルもなく、将来どうしていくかなんて全く考えずに旅をしていたので、いつかは終わらなくちゃいけなかった。

 

住所があって、会社勤めをする。もしくはフリーランスでもなんでもいいから、しっかりしたお金を稼ぐスキルを持つ。そういういわゆるの「安定」から多くの旅人は対極にいるから、やっぱり将来が不安になる。

 

もしずっと旅をする人生を本気で選ぶなら、それなりに覚悟が必要だし、それなりに準備も必要。「普通」から踏み出す生半可ジャない勇気と覚悟と努力が必要で、わたしも目下模索中です。

 

ー場所によっては危険なこともある

旅は常に危険と隣り合わせ。予測不可能なアクシデントも日常茶飯事です。わたしも実際メキシコやコロンビアで強盗に鉢合わせしたことあるし(実際にわたしはとられてない)、コロンビアでは急な腎炎になって緊急入院もしました。

 

日本は世界一安全な国で犯罪に巻き込まれることも少ないし、普通に働いてれば保険証もらってやすいお金で医療が受けられるし、基本的に病院の水準も高いし、本当に恵まれているなって思う。海外に出たらその日本の当たり前が当たり前ではなくなるからね。常に気を張っていないといけないのはやっぱりデメリットだと思う。

 

旅をする上でのメリット・デメリットをまとめました。基本的にわたしは旅は良いことしかないと盲信しちゃってるタイプなので、デメリットも絞り出した感じなんですが、やっぱり自由と安定・安心ってどうしても相反しちゃうのかなって思いますね。自由とか安定の定義にもよるけど。

 

 

定住するメリット

次に定住するメリットをまとめていきます。

ー自分の居場所があると落ち着く

やっぱり「自分の家」があるのとないのだと気持ちの落ち着きが全然違う。やっぱり常に仮ぐらし状態だと等しても完全な安らぎはえられないのかなとも思います。機転が定まるというか、帰る場所があるというか。

あと、家を自分好みにカスタマイズしていけるところも一つの楽しみでもあるかなと思います。旅の時は持ち歩けるだけの量に荷物を制限しないといけないけど、そういうのを考えずに入れるのはとてもいいなと日々思います。

 

ー長く(継続的)で深い人間関係の安心感

旅人は出会いも多いけど、その分別れがつきもの。しがらみがない分、どんなに親しくなれても一過性の付き合いでまた次の町へと移っていく。旅人の佐賀ですね。

定住していて、長期間に渡ってゆっくりと築く人間関係の心地よさを感じます。やっぱり人間で元々群れで生きる生き物だから、1人じゃ生きれないんだなって思います。コミュニティの中で仲間を作って、つながりの中で生きていくことの心地よさと安心感は定住してコミュニティに属するからこそえられることだなと思います。

 

ー最低限死なない生活が送りやすい

家があって、最低限のリビングコストを賄う仕事があれば、日本で定住してる分にはまず死なない。交通事故とかにあることもあるだろうけど、健康であれば、やっぱりそこは健康で最低限の文化的生活が保証された国・ニッポン万歳!って思います。

 

定住するとその分家賃コストとかかかるけど、ミニマムリビングコスト(最低限生きるのに必要なお金)も計算しやすいし、それって結局地方にいけば行くほど下がる。地方でもいろんな働き方が今はできるから、生きるのに必要最低限のお金は結構稼げる

旅をしていると常に流動的だからリビングコストが計算しにくいし、いつ何どきアクシデントにあるかわからないから、それと比べると定住することって生きる上では結構イージーだなって思います。

 

 

定住するデメリット

次に定住することのメリットを考えてみます。

ー出会う人が固定する/価値観が固定する

定住すると移動範囲が少なくなるので、やっぱり新しいものや人にであう機会は旅の時と比べると減りますよね。で、自分の枠の外に出会う機会が少ないってことはそれだけ価値観が固定化しやすい。わたしが定住より旅をしていたいっておもう一番の理由がこれですね。

 

ー刺激は旅と比べたら少ない/マンネリ

価値観の固定化と被りますが、やっぱりある種、定住生活はマンネリになりがち。特にわたしにとっては。

いつも同じ時間に起きて、基本的には同じことをする。同じ人と会って、代わり映えしない会話をして、同じ生活が続いていく。

 

もちろんわたしはそれがどれだけハッピーなことなのかをとってもよくわかってる。喉から手が出るほど欲しいと思った日々もある。けれど、人は慣れるもので、欲しかった日々も慣れてしまえば、マンネリと呼ばれるネガティブなものになってしまう。

 

 

両方の良さを取り入れて、理想のライフスタイルにカスタマイズしよう!

 

旅と定住のメリット・デメリットをまとめてみました。いかがでしたでしょうか。

 

この記事で結局何が言いたかったというと、どっちがいい悪いじゃない酔ってこと。

0か100、白か黒、旅が定かとかじゃなくて、二つのことなったライフスタイルのそれぞれいいなと思うところと、ここはちょっとやだなって思うところを自分で見極めて、自分で暮らし方をカスタマイズする姿勢が大切だと思う。

 

自分の頭で一所懸命考えて、実践して、一番心地よい生き方を送れるようにしていきたいですね。わたしも日々、精進です。

 

それでは!

地方移住して人間として成長したなと思う部分

こんばんは。旅人&地方移住ライターのKAIです。

 

今日は、「自分の力で生きていきたい」と思ってるけどなんか都会でくすぶってる、なんか自分これでいいのかなって思ってる人に対して、思い切って地方移住するといいよってことを伝えたいなって思います。

 

何を隠そう昔のわたしは、本当に他力本願で口だけヤロウでした。気持ちだけで生きるための具体的な力が弱かった(今も強くない)。そんな自分が地方に来て少しはマシになったなって最近思うので、そこらへんを棚卸しできたらなって思います。

 

 

どう生きればいいか腹が括れてなかった、ダメダメだった自分。

2年半の世界放浪の旅を終えてとりあえず日本に帰ってきたのは29歳の誕生日の5日前でした。そこから徳島に移住するまで半年くらい東京と千葉に住んでいたのですが、その半年間ですっかり日本社会の波にのまれちゃったんですね。

 

具体的にいうと・・・

 

1、「好き」がわからなくなってた

普通の生活をしてて旅人になったはずなのに、日本に帰ってきたら当たり前のように他人や社会の意見、「普通こうだよね」の呪縛に再度つかまってしまいました。年齢的にも焦りがあったのかもしれません。

やりたいことや好きなことを考えようにも「それでどうやってお金稼ぐの?」「10年後どうするの?」みたいな問いにしっかり答えなければいけないプレッシャーに負けて、自分の「好き」を見失っていました。

 

2、「完璧」じゃないとやっちゃいけないと思ってた

東京にいたときのわたしにとって「これがやりたい」と思ったら行動にうつすハードルが結構高かったんですよね。何かを始めようとしたら、なんかものすっごく上を目指さなきゃいけないプレッシャーを感じていました。

東京にはいろんなジャンルの「一流」が集まっているけど、お手本が全部「本物」だけだと、なんか自分はそこまでいけるかわかないし、興味あるけど続くか分からないし、っていう迷いがどっかにあって、最初の一歩が踏み出せなかった。

田舎に来てから当時を振り返ると、自分の心のフットワークがすごく重くなってたと思います。

 

3、自分でできることの範囲がものすごく狭かった

東京は便利。手軽になんでも手に入る。でも、それって本当に「安心」なんだろうかって思うんです。

実家住みで食べるものは近所の24時間スーパーでなんでも手に入る。インターネットで調べればなんでも情報が手に入るから知った気になれる。それがいいとか悪いではないし、そんな当たり前の都会的生活の中で、自分の生きる力って恐ろしく低かったなって思います。

 

 

まとめるとこんな感じ。

要するにものや情報が溢れて、便利さの中で自分を見失ったいました。

 

 

田舎に住んで成長できたなって思うこと

そんな感じで普通に都会の人間やってたわたしが田舎に住み始めて1年7ヶ月で変わったなって思うことは以下の点です。。

 

1、自分の本心にすごくコミットできる。「好き」も「嫌い」も判断する基準は全て自分

 

徳島に移住してきて「何が好きなん?」「なんで好きなん?」をすごくよく聞かれる気がします。田舎では人が少ない分、自分の「好き」や「得意」をキャラにして、仕事にしたり仲間をつくっていくのが「普通」

 

だから、行動(なんでそれやるの)の理由を全て自分の内側に持ってる人が多い気がします。少なくとも都会にいたときのわたしみたいに周りに「流される」のではなく、「流れる」人が多い。周囲に合わせるとしても意思を持って合わせてる。そんな人が多いと思います。

 

人だけじゃなくて、ものや情報も少ないから生活がとてもシンプル。雑念が減って必然的に自分の本心にすごくコミットできるんです。自分の内側にある気持ちに正直になろうって思うし、好きを軸にした人がいかにおもしろいかを周りの人が教えてくれる。とても良いスパイラルの中で生活できるので、自分の軸が都会にいたときよりしっかりしてきた。そんなふうに思います。

 

 

2、「とりあえずやってみる」が身に付く

自分の心からの「好き」にコミットできるようになるともう一ついいことがありました。それは、「とりあえずやってみる」が身についたこと。

 

興味あるからやってみたい⇨実際に行動を起こすの流れがとても自然。

1人じゃできないことも誰かしらできるから教えてくれるし、詳しい人を紹介してくれる。田舎のコミュニティの小ささと濃さをいかした人とのつながりでいつでも師匠や先輩とつながれる。

最初は下手でもできなくても当たり前。みんなそうやっていろんなことに挑戦してきた人が多いから、できない人を笑うよりも、どうしたらいいかを真剣に教えてくれる。そんな人がたくさんいるからはじめてのこともやってみようって思えるんですよね。

 

行動するってことが何よりも大切なのはどこにいてもそうだけど、わたし的には田舎は顕著だなって思う。都会と違ってブランドや肩書きで生きてないし、自分の力で生きて戦って行かなきゃいけないから(自営業の人多いし)、頭でグダグダ考えるよりとりあえずやってみて考えろよっていう雰囲気がすごく強い。

 

だから、完璧主義でやりだすのが億劫だっだわたしでも、失敗してもいいか、合わなかったら別のことやればいっかって感じで、とりあえずやってみたいと思ったら絶対やるっていう習慣が身についたことは、徳島に移住して一番大きなことかもしれない。

 

 

 

「自分でできること」「経験として知っていること」の範囲が格段に広がった

 

とりあえずやってみる癖がついたら、自分でできることの範囲や経験値が格段に上がっていきました。できることが増えることによって、自己肯定感もかなり上がったなと思います。それと同時にできないことがあっても別にいいし、今はできなくてもまた機会があれば挑戦すればいいし、できないことは人に頼るってことも覚えました。生きることのハードルがだんだん下がってきてる気がします。

 

例えば最近でいうろ、家庭菜園を初めて自分で食べるものを少しづつですが作れるようになったし、小さなアジくらいは釣れるようになったし、近所の人に教えてもらいながら木材から棚を作ったり、たけのこ掘りのやり方を教わったり、病気になった金魚を治療したり。

 

生きる上で必要なものを自分で調達したり、あると便利な知識やスキルを持つことって本質的な「安心」「安定」につながるんだなって田舎にきて知りました。

この世に生まれちゃったわけで、死ぬまで生きなきゃいけないわけで、人生をどうにかこうにかしなきゃいけないわけで。マネジメントっていうと仰々しいけど、自分でできることの範囲が広げられれば生きるをしっかり自分でコントロールできるんだなって。

 

 

そんな風に思えたのも田舎での日々の成長や気付きのおかげだなって思います。

 

 

田舎暮らしは日々生きるためのトレーニン

以上、わたしが田舎生活で成長したと思った点でした。わたしはめちゃくちゃ周りに恵まれていてすごくラッキーなだけかもしれないし、田舎に来たからってすぐに成長できる!って言いたいわけでもないし、都会で既に十分成長できるよって人もいると思う

 

これはあくまでわたし個人の経験。

でも、都会に住んでいる人で「好きなことやって生きる」とか「自分の力で食ってく」に憧れながらもなんかどうもスッキリしない、踏ん切りがつかないって人は思い切って地方に来てみたらいいと思います。人間、変わるならまず環境を帰るのが一番手っ取り早いって言いますもんね。

 

今はお試し移住制度(数日から数週間程度、地域に安い値段で止まれる自治体がやってる取り組み)とかもあるし、連休に遊びに行ってみるでもいいし、とりあえず今いる場所から離れて地方に足を伸ばしてみるのはありだと思います。

 

そしてそんな時、このブログのことを思い出して、そしてその地域がどうか感じてみてくれたら嬉しいなーなんて思います。

 

 

それでは!

 

 

 

【アラサーの地方移住】田舎暮らしに向いてる人の特徴まとめ

こんばんは。旅人&地方移住ライターのKAIです。

2018年11月に千葉県から徳島県美波町に移住して1年7ヶ月立ったので、わたしなりに考える地方移住に向いてる人の特徴を考えてみました。誰かの何かの参考になったら嬉しいです!

 

まずはKAIの移住情報

田舎暮らしに向いてる人の特徴の前に、わたしが移住した時の状況をおさらいしてみます。典型的な都心近くのベッドタウン(実家)から縁もゆかりもない場所へ引っ越してきました。

 

・移住した時期:2018年11月

・移住した時の年齢:29歳

・住んでいた場所:千葉県の西の方(人口45万人、東京駅まで電車20分)

・移住した場所:徳島県の南の方(人口6,500人、徳島駅まで汽車90分)

・移住する前の仕事:旅人(=無職。笑)、DTPディレクター、ライター 等

・移住してからの仕事:自治体広報、オウンドメディア運営、ライター 等

 

・性格:ひたすら好奇心旺盛

 

書き出してみるとわかるけど、住んでた場所と移住した場所の人口規模の違いがすごい。笑かなり都会よりのところから、いわゆる過疎が進む小さな町に移住したんだなっていうのがわかってもらえたと思います。

 

数字だけだと、今住んでいるところがいかに僻地なんだろうって思っちゃうけど、個人的にはあんまり不便は感じてないんですよね。仕事も普通にオフィスワークだし。

 


ちなみに徳島県内は電車が走ってないくて、ディーゼルエンジンの汽車のみ。一番大きな駅の徳島駅でさえも無人改札がなくてSuicaが使えないから最初ちょっとびっくりしたのが懐かしいです。笑

 

 

 

地方移住・田舎暮らしが向いている人の特徴

そんなガッツリ都会よりの街から、ガッツリ過疎地に移住したKAIが考える田舎暮らしが向いている人の特徴をご紹介していきましょう!

 

不便を楽しめる / 楽しみを見つけるのがうまい

どんな地方都市でも田舎町でも、大阪とか東京と比べたら不便なのはしょうがないこと。

上でも書いたように徳島は汽車しか走ってないし、南部は1〜2時間に1本。町内のスーパーでは、普段の生活に必要な食材は普通に買えるけど、何か特別なもの(例えばお菓子がつくりたいとか、特定のメーカーの調味料が欲しいとか)は隣の市の大型スーパーまで車で40分かけていかなければいけません。

 

築50年(おそらく)の我が家の給湯は灯油ボイラーだから定期的に灯油の補充をしなきゃいけないし、虫もたくさん出るし(しかもでかい)、美術館とか映画館とかは車で1時間以上かかる徳島市内まで出ないといけないし、徳島市内に出たからといって必ずしもみたいやつがやってるとは限らない。徳島県内に映画館1つしかないし。笑

 

なんでも好きな時に好きなモノが手に入る都会と比べたら不便だけど、でも不便だからこそ感じられる、見つけられる楽しさがあるのも本当。

 

夜遅くまでやってるお店が少ないから必然的に家飲みが多くなってより深い話ができるし、電車や車が走ってないから星がびっくりするほど綺麗に見えるし、なんでもかんでも買えるわけじゃないから家庭菜園含めて「欲しいものは自分でつくる」「誰かとシェアする」姿勢が当たり前に身につく。

 

不便だけど、不便さえも見方につけて上手に暮らしを楽しめる人が田舎暮らしには向いていると思います。来たばかりの頃は車で遠くに買い出しによく行ったり、静かな夜をどう過ごそうか悩んでたけど、好奇心や楽しもう!っていう気持ちがあれば自然と田舎の不便な楽しさに順応していくと思うので、そんなに気負いしなくても大丈夫かなって思います。

 

 

2、好きなことやスキルが明確

田舎で暮らすなら好きなこと(趣味)と得意なこと(スキル)が明確な方がいいと思います。

 

田舎では、好きなことや得意なことを仕事にしている人がたくさんいるし、趣味でつながった人が仕事仲間になったりすることがよくあります。

例えば、写真が好きでたくさん町の写真を撮っていたら広報誌の写真をとる仕事をするようになったり、サーフィンが趣味だったからサーファーつながりで漁師さんの手伝いをするようになったり。

 

都会と比べると圧倒的に人が少ないから、単純にキャラを確立させて方が目立ちやすいし、誰かと繋がりやすいんです。

人が少ないから「好き」や「得意」の濃さが都会と比べて違うというか、個性がより際立つんですよね。あの人は何が好きで、何ができる(orしたい)人なのか(=キャラクター)を明確にして地域内のポジションを確率した方が暮らしやすいし、仕事も作れる。

 

あと単純に移住する場所を選ぶ際に、「何が好きか・やりたいか」って結構重要なファクトになると思うので、移住する前にやっぱり明確にしておいた方がいいかも。マリンスポーツが好きなのか、登山が好きなのか、古民家カフェが好きなのか、写真を撮りたいのか、起業したいのかによって、住むべき場所って変わってくるから。

 

わたしは最初なかなか自分の「好き」とか「得意」が定まらなくて、ちょっとモヤモヤした時期もあったんだけど、とりあえず田舎で暮らすのは好きだったし、アウトドアも好きだったから、身近にあるものや興味があることを手当たり次第やってみました。釣りとかキャンプとか登山とかアクセサリー作りとかいろいろ笑

 

その結果、いまはライティング、旅、サイクリング、野菜作り、ドリップコーヒーに落ち着いた。今後もまた変わっていくかも。でもとりあえず好きを明確にして好きを周りに発信することが田舎くらいしでは重要です!

 

 

3、人が好き

これは言わずもがなかもしれませんが、他人と関わるのが好きじゃない人は田舎には向いていないと思います。逆に人が大好きな人は、本当に楽しいですよ、地方暮らし!

 

地域で暮らしてると日々本当にたくさんの役割があるし、人が少ないのでみんなで助け合ってコミュニティ活動を維持しなければいけません。その中でやっぱり人への気遣いやちょっとしたおしゃべり、つながりを大切にする姿勢なんかが必要になってきます。これを楽しめる人だったらぜひ田舎暮らしはじめて欲しいなって思います。

 

わたしが住む徳島は四国八十八箇所をめぐるお遍路があります。「お接待文化」と言って他所から来た人をしっかりもてなす文化があり、県外からきた人も比較的、移住しやすい土地柄だと思います。地域の人はとっても良い意味でよくかまってくれますし、人と人とのつながりの中で生かされてるなって日々感じます。

 

小さなコミュニティの中で暮らすことや、人との距離が都会と比べたら近いという点ではどこの地方でも同じことが言えるのかなと思うので、田舎暮らしをする上で「人が好き」という要素はかなり大きな強みでしょう。

 

 

4、ITリテラシーが高い

最後はちょっとおまけ。

最新のガジェットに強くて、オンラインで仕事もイベントもなんでもできちゃう最近の流行りにしっかり乗れてるようなITリテラシーが高めの人も、田舎暮らしにあってるんだろうなって思います。

 

物理的に辺鄙な土地にいるとやっぱり移動時間がかかったり、新しい人やアイデアとの出会いが減ったり、都会にいるとき以上のお金がかかってしまうこともありますよね。そういう田舎のデメリット部分を、最新のテクノリジーを使って効率的に補うことも現代ならではですよね。

 

かくいうわたしはITリテラシーは高い方じゃなくて、むしろアナログな良さを追求したい欲が強いんだけど、でもやっぱりもっともっと自由に生きたいと思ったら無視しては通れないと思うからいろいろ勉強中です。

 

 

逆にこんな人は地方移住は向かない、かも。

田舎暮らしに向いている人の特徴をご紹介しましたが、次は逆にこんな人は地方での暮らしは向かないかもって思う特徴を簡単に挙げてみます。

 

一流に触れ続けていたい人

趣味は代官山でショッピング☆的な人は地方はやめた方がいいでしょうね。

ユニクロにいくのでさえ一時間かかりますから。笑

「服も食事も趣味も全て一流のものをみたい触れたい!」と思う人はやっぱり東京なんだろうなって思います。そういうのに飽きたら田舎とのに拠点生活とかすればいいんじゃないかな。

 

潔癖な人

潔癖な人も田舎暮らしは向いてないだろうなー。

自然が近い分、虫もその他の動物もかなり活発に活動なさるし、家にもよく入ってきます。シェアや手作りの文化が盛んなので、人の手垢のついたものがたくさんあります。

わたしはそれが「ぬくもり」だと感じるのですが、あまりそこを心から楽しめない人はちょっと難しいかもね。

 

1人遊びができない人

仕事も遊びも、田舎は自立してる人が多いです。誰かに誘われたからやるのではなく、自分が好きでやりたいからやってる!って人が大半です。

大勢に流されてなんとなく時間を過ごすのではなくて、自分で楽しさを見つけて必要だったら誰かを作って遊ぶ人ではないと、田舎では厳しいかも。

 

都会と違って自然はたくさんあるけどモノや単純な快楽刺激は少ない。都会では遊びは与えられるモノだけど、田舎では自分で見つけるモノだから、誰かが誘ってくれるまで待つような受動的な人は田舎には合わないと思います。

 

 

 

田舎と都会のどちらがいいか悪いかではない。どっちが自分に合っているか、それだけ。

以上、千葉から徳島に移住したわたしが考える、田舎暮らしに向いている人の特徴でした。

 

これをまとめていて思ったのは、地方の方がいいとか悪いとか、逆に都会の方がいいとか悪いとか、田舎に馴染める人の方がいいとか悪いとか、そういう話じゃないんだよなってこと。どっちがより良いかなん決めようがないし、議論するべきことじゃないと思うんです。

 

大切なのは自分は何が好きで、何がしたくて、どこで暮らしたいか。

考えるべきは、自分と自分の大切な人が幸せになるためにはそう生きるか。

 

やってみなきゃわからないこともあるし、やってみてやっぱり違ったなって思うこともたくさんあると思います。考えて考えて、触れてやってみて、トライアンドエラーを繰り返しながら、理想の生き方、住む場所を見つけていく。これが人生っていう長くて超短い道の歩き方なんじゃないかなって思っています。

 

地方移住を検討されている方はぜひ、そんな視点でまずは自分の好きを考えるところからはじめてみてください!

 

 

それでは!

 

 

アラサー独身女子の地方移住あるある

こんにちは。世界放浪した後に徳島の小さな港町に移住したライターKAIです。

 今日は、地方移住を検討している人の中で特に、わたしみたいな30代でパートナーや家族がいない独身女性の方々に向けて、アラサー独女が地方移住するとどんなことが待ってるのか、あるあるネタをご紹介します。あるあるネタあげてみたら結構シビアかなって思ったけど、でも楽しいよってことが伝わったらいいな。笑

最後に地方移住生活を楽しむちょっとしたコツも紹介します。

 

わたしの住んでいる町

まずわたしが住んでいる町の規模感から先にお伝えします。そのほうがよりイメージが湧きやすいと思うので。

 

場所は徳島県南部の美波町という小さな港町。人口は6,500人程度で、高齢化率(65歳以上の人の割合)は47%にもなる典型的な少子高齢化で過疎の町です。

 

最近はサテライトオフィス誘致やデュアルスクール (他拠点修学制度)といった先進的な取り組みをまちづくりに導入して、いわゆる関係人口を活用した町おこしが比較的成功しています。移住者もボチボチいるけど、まだそんなにたくさん!なわけでもなく、基本的には静かで自然豊かな田舎町です。

 

 

アラサー地方移住あるある5つ

そんな典型的な地方の町に住んでいるわたしが考えるアラサー独身女子が地方移住したら待っている「地方移住あるある」を5つ紹介していきます。

 

1:同世代の女友達ができにくい

ただでさえ若者が少ない地域で、20代から30代の女性ってとっても貴重。しかも大半が結婚していて子育てに大忙し。独身女性が少ないので、気軽に遊びに誘える女子が少ないのが現実。

 

男性は比較的、外に飲みに行ってる場合もあるけど、幼稚園や小学生のお子さんたちを持つお母さんを遊びに誘うのもなんだか申し訳なくて、若いお母さん方と仲良くなるのが結構難しい。自分に子供がいたら共通の話題で親しくなれたり、学校行事で顔を合わせる機会も増えるんだろうけどね。

 

わたしは阿波踊りのチームやママさんサッカーに所属しているので、チームに入っていない時よりは同世代の女性陣と知り合いになれてきたけど、一緒に遊んだりお茶したりっていうのはまだまだ少ないです。わたしも昼間はフルタイムで仕事をしてるので、なかなかタイミングが合わない。

地道に交友関係をふかぼって行くしかないかなって思います。

 

2:「男だけ」の活動が意外と多くて正直羨ましい

地域に馴染むため、地域をもっとよく知るために、地域ごとにはたくさん参加したい!と思ってる移住希望者さんも多いと思うのですが、ここで結構ぶち当たるのが性別の壁。

 

意外と多いんですよ、「男性だけ」

 

例えば消防団。地域の自治防災を担うやつですね。これは確かに有事の時は一目散に火事現場にいかないといけないし力がいる仕事なので、男性だけというのも納得できます。

 

あとは「祭り(神輿)」とかも男性だけっていう地域も多いのではないでしょうか。

わたしが住む街の秋祭りは規模が大きくて、一つ1トンを超える大きな神輿が各町内会ごとに合計8つ出て、町を練り歩きます。

 

祭りの数ヶ月前から「祭りの準備」と称した話し合い兼飲み会が行われ、祭り数週間前からはほぼ毎日やってます。でもやっぱりそれも男だけなんですよね。女性は当日に、神輿を担ぐ男性のためのご飯と酒を用意して振る舞う係。

 

それがいいとか悪いとかそうゆう話では全くなくて、ただ移住者としてみると男性の方が参加できる地域ごとが多くて羨ましいなって思います。そういう場での交流ってディープだったりするので、祭りとか消防団にしっかり参加してるだけで、わりかし地域の一因にすんなり認められたり手っ取り早いんですよね。その点、女性はちょっとだけ機会が少ないから不利だなーなんて思います。

 

 

3:出会いがない

出会いはありません。笑

地方移住して素敵なマッチョ男性と...なんて幻想は絶対に持たない方がいいです。笑

 

冒頭でも触れたように、わたしの町は人口が6500人、その約半分が高齢者です。残りの半分は女性だし、地方はやはり結婚する年齢も都会と比べたら若いので、結婚していない男性を町でみつけようとする方が無理。

 

結婚してない女性も少ないけど、結婚してない男性もめちゃくちゃ少ない。これは結構、覚悟して臨んだ方がいい問題だと思います。

 

かく言うわたしも、そんなことをあんまり考えず「なんとなく、楽しそうだから」とノリと勢いで移住しましたが、この「出会いがない問題」は結構いま、重くのしかかってきている。。。笑

 

特にアラサーともなると結婚や出産など、人生設計をいろいろと考えるべき時だと思うので、そこらへん計画的に考えて地方移住をしないとわたしみたいに「やべえなーどうするかなー笑」状態になります。

 

でも今はマッチングアプリとかも信頼できるものがたくさんできているし、どうにかこうにかする方法もたくさんあるとは思います。移住仲間の独身アラサーちゃんは婚活アプリで東京に住む地方移住に興味のある彼氏をゲットしてました。頭とツールは使いようですね。

 

 

4:結婚したくなる(孤独)

地方移住するまであんまり思ってなかったんですが、こっちくると家族っていいなって心の底から思うようになりました。全ての活動や単位、“くくり”が家族単位で回っているので、「家族」ってものにとっても大きな安心感というか、所属の意識を感じるんですね。

 

いい意味でチーム感というか。

わたしが住む町には高校がないので、必然的に中学を卒業したら町の外に通学します。そして18歳を過ぎたら進学や就職で親元を離れて暮らす子供が大半。だからか、中高生もとてもしっかり親から自立してるし、親も子離れがしっかりできている気がする。

 

依存し合う関係ではなくて、支え合う関係。子供も親も、夫婦も、おじいちゃんおばあちゃんも。日々そんな「良き人生のチームメイトたち」的な家族を見ていると、何にも属していない自分が少し焦るというか、孤独を感じることもしばしば。

 

仲良くなった家族がよくご飯によんでくれて、「いつでもきてよー」「ご飯食べてってよー」ってしてくれるから寂しくはないんだけど、根本的に「家族っていいもんだなー」って思えるようになったのは、地方移住のおかげだと思います。

 

 

5:30代でも「若い」って言われてチヤホヤしてもらえる

これは時と場合によるかもしれないけれど、基本的に30代はまだまだ若い。地域によっては「三十路女」って思われて早く結婚しないと〜的なプレッシャーが与えられる場合もあるかと思うんですが、わたしの場合は今のところそんなに感じてない。

 

むしろ20代の女子と同じように「若い子チーム」として扱ってもらえるからラッキーだなーって思ってます。男性でも女性でも40代までは全然若手、70代でも現役バリバリなので、アラサーなんてまだまだ人生の序の口って感じで扱ってくれるし、そんな中にいると自分も「まだまだ若いし」と思える。

 

70代でも新しい事業を立ち上げちゃってたり、60代で新しい趣味に燃えたりしてる地域の人の中で、「まだまだ若い」と思いながら過ごしていると、自分でもなんでもできるんちゃう?って前向きに思えるから不思議。たまに東京帰って大学生とか若い世代と話したり、超落ち着いてる同年代の友達にあって少し焦るけど、それそれ、これはこれってね。

30代でもチヤホヤされて調子こけるってのは幸せなんじゃないかなって思います。

 

 

 

アラサーが地方暮らしをはじめるコツ

以上、アラサー地方移住あるあるでしたが、良いこともちょっと厳しいこともあるのが移住生活。そんな生活を楽しむためのコツをちょこっと紹介します。

 

・適度に周りに頼る

わたしがそうだったのですが、東京から移住して来たある程度の年齢の人って「ご近所さんに頼るのが苦手」だと思うんです。都会で生活してるとなるべくお隣さんに迷惑をかけないように、何か言われないようにする癖がついてしまいます。

 

地方で暮らす上でも、もちろん人間として当たり前の御近所マナーや地域のルールは守らないといけないけれど、できないことや困っていることは積極的に質問したりやってもらったり、適度に周りを頼流ことが逆に必要だったりします。わたしもわからないことや1人でできないことを教えれもらったりやってもらうってことを覚えたら、一気に周囲と打ち解けることができました。

 

「都会から来た人だし、かまわれるのいやだろうって思って。」

 

来たばかりの頃、大家さんにそう言われました。網戸が外れちゃって1人で直せなかったので、思い切って近所に住む大家さんとその息子さんにやり方を教わったんです。やり方を教わったというより結局直してもらった形になったんですが、「助けてあげたいけど、迷惑って思われてもいやだし」って地元の人も都会から来たわたしを気遣ってあえて距離をとってくれていたのでした。

 

人によって心地よい他人との距離って違うと思うのですが、自分から積極的に地域を頼ることで、地域の一員になる。都会から来た人にとっては少し最初はドキドキするかもしれませんが、思い切って頼ってみると意外とすんなり受け入れてくれる場合が多い気がします。もちろん最低限のマナーを守るってことが前提条件ですが。

 

 

・できることでお返しをする

人に頼ったら何かしらでお返しをするのは当たり前ですよね。わたしはひとり暮らしなので、日々いろんな助けを地域の方々からもらっているので、できるときにできる形でお返しをすることを心がけています。

 

東京に帰った時は小さなお土産を買うとかもそうですが、もっとさりげないこと、例えば、何か困ってることが会ったら手伝ってあげるとか、地域行事には若手としてしっかり参加するとか、そういう直接的なお返しじゃないことも「恩返し」ならぬ「恩送り」を心がけています。

 

助けをくれた人に直接お返しできることはしたいのですが、できないことが多いからせめてもらった恩を地域活動に還元していく。地域の人って結構、移住者の言動を見ていてくれてるので、困ってることによく気がついてくれるし、何かしら地域活動していたら誰かしらが見ていてくれるので、日々の生活の中でできることを少しずつ、恩返し&恩送りするようにしています。

 

日々の感謝の気持ちが一番大切なのかもしれません。

 

 

 

・笑顔で挨拶する

笑顔で挨拶は最高のキラーコンテンツ

絶対しましょう。笑顔で挨拶しておけばとりあえず大丈夫です。本当に。

 

東京や大阪で知らない人に笑顔で挨拶をしたらそれこそ不審者扱いですが、こっちだと挨拶するのが普通。大人も子供も道ですれ違う時は絶対に挨拶する。挨拶をしないほうが怪しいって思っちゃう。

 

ほとんどが顔見知りの町なので、移住者とか見知らぬ人をみかけると「ん?誰?どこの子?」ってなるんです。わたしも1年7ヶ月住んでわかります。見知らぬ顔を見ると誰?って思うもん。

 

来たばかりの頃ほど笑顔で挨拶。そうしたら、自ずと「あ、あの子今度どこそこに引っ越してきた人よー」って噂が広まって、「よう知らんけど、挨拶はちゃんとできる子やねー」ってなるので、掴みはOK。ちょっと最初は緊張するかもしれないけど、まずは元気よく挨拶してみてください。挨拶するのって気持ち良いし、こんにちはって返してくれると結構嬉しくてハッピーなものですよ!

 

 

アラサー女子の地方移住は計画的に!

以上、わたしが1年7ヶ月住んでみて感じたアラサーの地方移住あるあると地方暮らしのコツ、いかがでしたでしょうか。

 

(彼氏との)出会いがない!とか孤独!とかちょっとネガディブなことも書きましたが、地域になじめばその分だけ、都会で出会うのとはまた違った幅広い年代の方々と面白い付き合いができるのも地方暮らしの魅力の一つ。

 

日本の各地域ごとに独特の地域性があると思うので、それらを楽しみながら日々いろんなことのありがたさを感じて生活するってとっても楽しいしハッピーなことだってわたしは思っています。

 

ただ実際問題、そんな遠くない未来にちゃんと結婚したい!と思っているアラサー女子の方は、できればパートナーを見つけてから地方移住をした方がいいと思います。なかなかこっちで見つけるって難しいかもしれない。パートナーを移住先で見つけたいって人は人口が5万人とかある程度大きな町にするといいかもね。

 

何はともあれ、自分がどこでどう生きたいかを考えることが一番大切だと思うので、アラサー女子で地方移住を検討されてる方は、今一度しっかり計画をネルことをお勧めします!じゃないとわたしみたいに....ね 笑

 

それでは!

 

 

 

スローライフを求めて地方移住する人は失敗する

 

こんばんは。2年半ほど世界放浪したあとに徳島の小さな港町に移住したKAIです。

 

いまは徳島に移住して1年7ヶ月目。月日が経つのは早い!

 

今日は地方に移住したい人や地方移住に興味がある人へ向けて、「地方のステキな忙しさ」をお知らせしたいと思います。

田舎=スローライフ的な幻想を捨てて、よりリアルな田舎暮らしのイメージを持ってもらえたらと思います。

 

 

「田舎暮らし=スローライフ」は嘘。

ちょっと前ですが、某有名女優と俳優のご夫婦が地方に移住して子育てに専念するようなライフスタイルをおくっている的なニュースが流れました。

 

その時の見出しが「○○(女優さんの名前)、田舎でスローライフを満喫中!」的なもので、わたしは何ていうか、あー、この記事を書いた記者さんは田舎のこと何にも知らないんだなってなんかすっごい違和感を感じたんですよね。

で、会社や地域の移住者仲間にこの話をしたら、他の人もやっぱり「すんごい違和感を感じた」って言ってました。

 

ちなみに、スローライフって言葉をWikipediaで調べたら、特に定義された言葉ではないんだって。

スローライフ(Slow Life)とは、生活様式に関する思想の一つである。厳密に定義された言葉ではないことに注意が必要である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95

 

この記事を書いた人が何を考えて「スローライフ」って言葉を使ったのかはわからないけど、地方で暮らす=スローライフ=せかせかしないでゆったり暮らす的な感じだと思うのですが、実際に地方で暮らしてるとスローライフなんてとんでもない、とっっても忙しいんですよ地方暮らしって。

 

超有名な芸能人ともなれば、働かなくても、地域活動に参加しなくても、どこでもそれなりにお金があればやってけるだろうし、有名人ってだけで尊敬?されることもあるだろうけど、一般の人が地方に住もうと思ったらスローライフしてたら本当にやばいです。超絶忙しいのを覚悟して、でもそれを楽しむくらいの心持ちで移住してほしいって思います。

 

 

実際、移住暮らしはまじで忙しいよ。

では実際に、何がそんなに忙しいのか解説していきます。

 

理由1:飲み会が多い

地域によるとは思うのですが、田舎は飲みニケーションがめちゃくちゃ盛んで、これがとっても大切な交流の場。親睦を深めるってことだけではなく、例えば町内会の決め事や祭りとか行事の話し合いなど、大切なことが飲みの席で話し合われます。(大切なことが話し合われる場には酒があるって行った方が正しいのかな)

 

もちろん自由参加ではあるのですが、地域に馴染むため顔を覚えてもらうまでは参加する方がいいです。特に単身の移住者の場合は、学校行事や子供関係で親睦を深める機会が少ないので、地域の飲み会は数少ない地域の人と交流できる機会です。

 

個人的には、アフター5や週末の宴会、行事ごとの宴会などでは、みんなオープンにいろんなことを話してくれるので、とても勉強になります。

 

例えばお店経営の話や農業のこと、子育てから、魚釣りや趣味のことまで、幅広い知識をいろんな角度からその道のプロから聞くことができるので、とっても良い機会だなと思っています。単純に楽しいしね。

 

 

理由2:役割が多い

地方は東京や大阪と比べたら人が少ない。わたしが住んでいる町は人口6500人程度です。この人数で町の機能を維持しようとしたら、必然的に1人何役もこなさなければいけません。

 

例えば、スポーツや文化芸能といったコミュニティ活動。

わたしが所属しているだけで

・地域の阿波踊りチーム

・地域のサッカーチーム

・地域の外国人に日本語を教える団体

 

それぞれ週に一回以上の活動があるので、それだけで平日の夜はなかなかに忙しい。

 

これに加えて、男性だったら消防団へ加入したり、祭りシーズンになれば各地区ごとに担ぎ手の若い衆(男性)たちは夜な夜な祭りの準備に明け暮れるし、お母さん方も当日の食事の準備などで大忙し。子供たちも子供たちで、おじいさんたちもそれぞれ、役割があって忙しい。

 

1人何役もこなさないといけないので、結構ゆっくりする暇がないのが現状です。

 

 

 

理由3:若者は重宝される

2とかぶるかもしれないのですが、若者であればあるほど重宝され役割が増えていきます。頼まれごとをする場合も多い。例えば、町内の草刈りだったり、溝掃除にはやっぱり若者の手が必要。

 

田舎だと40代、下手すると50代でも「若手」と言われます。わたしが住む町は高齢化率(65才以上の割合)が全体の47%にもなるので、アラフィフでも全然若手の領域です。

 

20代、30代であれば、それこそほんまもんの若手として頼られる存在に。仕事を任されて大変と思う人もいるかもしれませんが、「若いってだけで頼られて、自分にも何かできるんだ」って思える機会があるのって結構、自己肯定感を高めてくれたりするんです。

 

こういうところを楽しめる人じゃないと田舎で暮らすのはなかなか難しいかもしれないですね。

 

 

 

理由4:いくらでも遊びを見つけられる

田舎暮らしは遊びの宝庫。自分次第でいくらでも遊びを見つけられます。

 

春にはればたけのこ掘りだったり、夏にはうなぎ釣り、秋のキノコ狩りといったような季節ごとの遊びも楽しいし、釣りが趣味の人は季節ごとにターゲットを変えて釣り場を変えたり、サーフィンのスポットを変えたりしていくらでも遊びを見つけられます。

 

豊かな自然が身近にあるので、それら自然を遊び場と捉えれば、その活用無限大。いつでもどこでも自分の興味を最大限発揮すれば、時間を忘れて遊び回ることができます。

 

わたしも暇があれば海沿いをサイクリングにいくし、漁師のおっちゃんに釣りを教えてもらったり、今年の夏はダイビングのライセンスを取りに行く予定です。サーフィンもしてみたいし、キャンプもしたいし、あげだしたらきりがありません。

 

都会では遊びは与えられるものだけど、田舎では遊びは自分で見つけるもの。

 

自分次第でいくらでも楽しいことを見つけられるので、やることがたくさんで困っちゃう!状態なのです。

 

 

田舎暮らしは時間コントロールが超重要

いかがでしたでしょうか。田舎暮らしの忙しさを分かってもらえたでしょうか。忙しいといっても、都会のように何かに追われているような忙しさでは全くなく、全てがハッピーに満ちた、充足感のある忙しさをわたしは感じています。

 

やりたいこと、やれることがたくさんあって忙しい田舎だからこそ、時間管理やセルフマネジメントはとっても重要。「仕事が終わらなかった」で貴重な遊びの機会を逃したくないですもんね。

 

ゆったり余裕のある生活を想像していると予想外に忙しい生活が待っているので、地方移住を検討されている方は、結構心して掛かって欲しいなって思います。

 

この楽しく忙しい生活が田舎の醍醐味。田舎ならではの「役割のたくさんある生活」を120%楽しめる人が地方にはあってるんじゃないかなって思います。ステレオタイプなイメージに騙されないで、地域活動をしっかり楽しむ覚悟を持って地方への移住を検討してもらえればなって思います。

 

 

 

それでは、おやすみなさい!